【そんな僕達の夢を見たよ】~交流小説~白月光菜


ほんの少し久々の白月光菜です!(相棒にご報告はお任せしています)

先日相棒こと零下ちゃんがUPしてくれた【身を焼くもの(https://magicle-town.amebaownd.com/posts/10176857)】のお返事のようなヴァトォーリィちゃんのモノローグ短文です。短いのでお気軽にどうぞ!


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シズマくん。


きみからお手紙が届いた夜は、体中がほこほこあつくって。

メタシィとブルースに心配かけるくらい、熱が出たみたいになっちゃって。

だからかな、シズマくん。
そんな僕達の夢を見たよ。



ずっと前にも見たことがある夢を、また、今度ははっきりと見たんだ。

いつか本当にそんな日が来たら、その時は僕もきみとずっといっしょにいたい。


「お手紙ありがとう」ってまずは伝えよう。

その次に「ぼくにはお手紙読めなくて、ブルースに読んでもらったんだけどはずかしかった?ごめんね」ってあやまるんだ。


ねえシズマくん、文字も読み書き出来ない無学な僕には、きみにこの気持ちをちゃんと伝えるしかないから。


僕は、きみにはちゃんとぜんぶ言わなきゃダメだって思っているんだ。


だからまた会いにきて。


また僕に触れようとして。


きみの炎になら焼かれたい。たとえ燃え尽きても。


今すぐにでも、僕はきみに会いたい。

ひとこと、いちばん、大切な言葉をはやくきみに伝えたいんだ。



「――――シズマくん、だいすきだよ」


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トーリィたそは何気に文字の読み書きが出来ない子なので、ブルースさんに代わりに彼のお手紙を読んでもらいました←。

ブルースさんから代筆案も出ましたが声に出すのが恥ずかしすぎて、直接伝えることにして、ちょっと告白の練習とかしていると思います。


練習中に彼に聞かれてしまえばいいよ!←


という訳で今回はこれにて!←





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