【住民票】カイザクラトル・ディッタリュンダル

フルネームは登録書どおりですが、面倒な時はタイトルのように最初と最後だけ名乗ります。

・異世界からきた地下迷宮の主。

・地下迷宮を作ったのは異世界で封印されて間もなくで、（体をおいて意識だけマジクル世界に繋がった為）当初彼は夢の中の出来事だと思っていた。その為、地下迷宮自体は2000年前くらいからある。実際に肉体と精神が同期した状態でこの地に降り立ったのは数十年前程度。

・元世界では冷血な暴君と伝承が残っているが、地下迷宮に暮らす民には畏敬の念でもって慕われている。非公認のファンクラブが存在する。

・民を思い、民に愛される君主だが、裏切りを嫌うため、裏切った者は必ず殺される。民は自身の所有物との認識がある為、民に害なす者にも容赦がない。内々の犯罪者にも厳しい。

・努力を重ねているエヴァンシアの祖先の一人であり、能力においては彼女の遥か上を行く強大な火竜。魔法が不得手とされる異世界の火竜の中で、魔法が得手である水竜と魔法戦において互角以上に渡り合う（或いは凌ぐ）ほどの才媛だった。肉体的な強固さが特徴の火竜に珍しく、抜群に魔力も大きい。

・リインウェルトとは元夫婦（離婚する前に封じられた為一応まだ夫婦）。国王権限で妃として傍に置いていた。封印した経緯でリインウェルトは負い目を感じているが、本人は何も気にしていない。元世界には未練もなく興味もなくなっている為、マジクル世界にて地下迷宮で生活するつもり。

・桜子さんとは友人関係→恋人関係に。その見目麗しさを気に入り、彼自身の働きを面白がり、興味を持っている様子。珍しく無礼を働いても大抵のことであれば許す。

【マグテイン地下迷宮について】

・マグテイン全土の半分の面積を誇る、巨大な迷宮。横にも縦にも長く広い。

・上層階50階、中層階40階、下層階100階の全190階。本来は地下200階建てだが、最下層にあたる10階分は製作者の居住区になってるので190階が実質の最下層。

・比較的上層の階には初心者用に安全地帯（ここには原生動物が入ってこれない）が用意されていたり、トラップ地獄の後、壁面よくよく見ると鉱石発掘できるような箇所が準備されていたり、変に実りがあるせいで無視もできない感じの迷宮。

・上層階より最下層に近づくほど鉱石の希少度が上がって、採れる量も増える為鉱石目当ての人は中層～下層がお勧めだが、トラップや環境の面で非常に厳しくなる層でもあるので、攻略の際には装備に不備等ないか確認し、命大事に攻略することをお勧めする。

・区画が三つに分かれているのにも理由があり、中層階以下からは出てくる獣の種類や強さが変わったり、マグテインにはいないはずの獣がなぜか地下迷宮にいたり、マグテインなのにスナイスのような寒い層や、サンドランドのように砂だらけの層があったりと、上層階とは違いマグテイン対策だけでは攻略ができないようになっている。

・地下民（後述）となら攻略は難易度が比較的（トラップ位置などを知っている、地下民用の抜け道がある故に）下がるが、地下民は迷宮攻略には手を貸してはいけない規則になっている。手を貸した者も手を借りて攻略した者も消される。見せしめの為に迷宮の入口で素敵なマスコットオブジェになったりすることも。

【地下迷宮の最下層10階分について】

・生物を育てたり植物を育てたりする階や、鍛冶、加工などをする階、そしてそこで働く人（通称：地下民）の生活階がある。

（※マリアニエルの雑貨店（別キャラシ参照）で売っている雑貨はここで作られたもので、製作者に利益が還元される。加工業もここの職人が代行している。）

・生活階にはマジクルタウンにあるような娯楽施設もあったり、地上へと出稼ぎする人向けに、マジクルタウン近辺へ直通のポータルが設置されている。

・帰路用にマジクルタウン側にも地下迷宮直通ポータルがある。地下民以外は使用不可の為、ポータルを見つけたとしても一般の人が地下の生活層にいけないようになっている。使用には少量の血液と発行されてるコインでの認証が必要。地下にいきたいが為に地下民を殺害したりコインを奪って地下民以外のものが侵入できないよう、登録血液保持者に生体反応が無いと起動しない。

・地下民と一緒なら他の人も来れる。生活階は地下に存在するものの、生活している彼らが地下に特化し過ぎないよう、地上と似た環境。ひどく寒くなったり暑くなったりはしないが、地上の日の出、日の入に合わせて日が昇り、日が沈む。

・迷宮で死んだ人の回収なども、この地下民がしている。広大で迷いやすい為、各階に数百～数千箇所地下民用ポータルが点在。遺体回収中は回収する地下民に危険がないよう、妨害トラップを一時停止するなどの措置がされる。この間、区画遮断がされるため、停止中の区画には迷宮攻略者は立ち入れなくなる。

・最下層200階は、地下民でも立ち入ったことのない、カイザクラトルの完全な私室階。彼の故郷に似た環境がそこには広がっているとかいう噂があるが、真偽は不明。

裏切り絶対許さないマンな地下迷宮の主です。

普通に接するにつけては（態度がでかくて偉そうな以外）まともに話せる人のはず。

こちらも純粋な善人かと言われると首を傾げる系ですがどうぞよろしくです。